あすとホールについて

日本初のPFI事業、「あすとホール」オープン!

「あすとホール」は、南海本線「松ノ浜」駅東側に完成した高層住宅棟、「あすと松之浜」の2階に設けられた、生涯学習と地域のコミュニティーの創造を目指す総合コミュニケーション・スペースです。

当施設は、21世紀に向けた新しい公共サービスのあり方のモデルとなる、日本初の本格的なPFI事業として、全国の自治体、 関連企業などから大変注目されている施設です。

運営は、泉大津市と長期にわたって事業協定を結んだ、鹿島建設(株)、(株)JTBコミュニケーションデザイン(JTBグループ)が民間ならではのノウハウを活かして、こどもからご年配の方まで、気軽にご参加いただき、楽しみながら自己啓発のできる、文化・芸術・情報関係のさまざまな講座「あすとアカデミー」を展開してまいります。市民への公益サービス(PFI)として,生涯教育および地域情報(芸術・文化・情報・コミュニティーなど)に関する事業を提供し、商業的、文化的な市民生活を推進していきます。

日本PFI協会へはこちらからどうぞ!

PFIとは? ~公益サービス購入型プライベート・ファイナンス・イニシアチブ~

公益サービス購入型プライベート・ファイナンス・イニシアチブ、略してPFI(ピーエフアイ)。 PFIとは限られた財政資金でより効率的・効果的に社会資本を整備することを目的に、公共事業の分野に、民間事業者の持つ経営力・資金調達力・技術力などを導入する全く新しい事業方法です。公共・公益施設を民間事業者が『設計(Design)』『建設(Build)』『資金調達(Finance)』『維持管理・運営(Operate)』し、利用者に対して、高品質の公共サービスを提供することを目指しています。 PFIを導入することにより、公共部門・民間事業者の双方に以下のようなメリットがあります。

  • 1.良質なサービスがリーズナブルに提供できる
  • 2.公共サービスの提供における行政のかかわり方が改革される
  • 3.民間事業者の新たな事業機会が創出され、経済の活性化に貢献する

あすとホール・市民・市を図で表すとこんな感じになります。
他にも、建設会社・設計会社・管理運営会社・金融機関・出資者、そして、それらの専門的ノウハウをアドバイスしてもらうアドバイザーなどがあります。

PFIについて

官民の役割分担について

社会資本主義における事業手法は「官民の役割分担」という視点で見た場合、往来型の手法を含めて大きく次の4つに分類することができます。

← 左右にスライドします →

手法 内容 サービス
水準決定者
施設所有者 サービス
提供者
公共主導型 『公共部門の主導による社会資本整備』
公共部門が財政資金を用いて対象施設の「設計」「建設」「維持管理・運営」を行うケース
公共部門 公共部門 公共部門
アウトソーシング 『公共部門の主導による社会資本整備の一部民間委託』
往来型の「維持管理・運営」の一部を民間事業者に委託するケース
公共部門 公共部門 民間事業者
PFI 『民間事業者の主導における社会資本整備』
民間事業者が調達した資金を用いて対象施設の「設計」「建設」「維持管理・運営」を行うケース
公共部門 公共部門
または
民間事業者
民間事業者
民営化 『社会資本整備の完全民営化』
所轄官庁による規制があるものの民間事業者が社会資本整備を純粋な民間事業として実施するケース
民間事業者 民間事業者 民間事業者

※ 第3セクター方式とは ※
公共部門と民間事業者が共同出資により事業主体を設立し、社会資本整備を行う手法で、民間事業者の経営力・資金力・技術力の導入を目的としたものです。