あびこ踊り

あびこ踊り・あびこ音頭の始まりはとても古く、泉穴師神社の前身である穴師明神の時代から起こったと思われます。その長い年月の、時代ごとの様子が音頭に唄われて今に至っています。応仁の乱(1477年)に焼けてしまった薬師お寺のことや、元禄時代(1700年ごろ)の芝居役者の事が音頭に出てきます。昔、江戸時代に泉州地域では綿の栽培がとても盛んでした。「あびこ踊り」はこの大昔の綿を摘む姿を表現し、その動きが踊りになったとも言われています。所作が8つの繰り返しで、太鼓や笛の音で踊ります。泉大津の泉穴師神社を中心に受け継がれてきました。

踊り方

踊り方
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あびこ踊り保存会

「あびこ踊り」は泉大津市の無形民俗文化財に指定され、平成16年には「なにわ伝統芸能等功労知事表彰」を受けています。現在も保存のメンバーにより守り、伝えられています。この踊りは、昔我孫子に足をとめてこの地におおいに貢献された和尚から起こった念仏踊りだと言う一説もあるそうです。興味のある方は、あすとホール事務局か保存会までご連絡下さい。

あびこ踊り保存会
代表:大塚 紀久三
連絡先:(090)9099-9629(山田)

イベント日程

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